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用語辞典

海里(ノーティカルマイル Nautical Mile)

・主に海で用いられる距離の単位。緯度1分の長さ。
・1海里 = 1852メートル。
・従って、北緯38゚~39゚間は、60海里(約111km)。
北緯39゚の東経139~140゚間だと、47海里(約86.5km)。


ノット(knot)

・主に海で用いられる速さの単位。
・1ノット = 1時間に1海里(1852m)進む速さ。
・従って、10ノット = 18520[m/h] = 18.5[km/h]。


コンター(等値線)

・ある量の値が同じであるような点を結んだ線。
・水温のコンター図の場合、同じ水深のデータが複数箇所あれば水平コンター図、一直線上の緯度経度のデータがあれば鉛直コンター図を描くことができる。


JADE(日本海海況予測システム)

・独立行政法人 水産総合研究センターが提供している予測システム。
・現在までの日本海の海況(海洋の水温・流動場)を再現するとともに、2ヶ月先までの海況を予測している。
http://jade.dc.affrc.go.jp/jade/


DMSP(Defense Meteorological Satellite Program)

・米国空軍が打ち上げ、管理している極軌道衛星。
・DMSPが搭載しているOLSセンサ(高感度可視近赤外センサ)は、月明かりに照らされた雲の画像を採るため、夜間、雲のないところでは地上から発せられる微弱な光を捕捉できる。
・農林水産研究情報総合センターでも、NOAAからのデータを提供している。
http://cse.cc.affrc.go.jp/nagatani/DMSP-COMP/lastnight.htm


MODIS (MODerate resolution Imaging Spectroradiometer)

・アメリカ航空宇宙局 (NASA) によって開発された可視・赤外域の放射計(センサ)。
・地球観測システム (Earth-Observing-System:EOS) の「テラ」(EOS AM) および「Aqua」(EOS PM) に搭載されている。
・地表、大気中微粒子および大気からの放射を観測することにより、エアロゾルの光学的特性(光学的厚さ、粒径分布)、雲分布、海面水温、海色(クロロフィルa濃度)、積雪分布、雪氷面温度、陸上の植生指数、森林火災の検出などの地球環境に関する諸量が求められる。


CTD(Conductivity Temperature Depth profiler)

・海洋観測の現場で良く使われる測器の一つ。
・電気伝導度、温度、水深を観測する装置。
・電気伝導度と水温、圧力から塩分を計算する。


塩分

・海水中に溶けている塩類の量。
・ふつう海水1キログラム中のグラム数(パーミル)で表す。
・平均海水で約35パーミル。


クロロフィル(葉緑素)

・植物の葉緑体やシアノバクテリアに含まれる光合成に関与する緑色色素。
・クロロフィルa、b、cおよびバクテリオクロロフィルの4種類がある。
・クロロフィルaはほとんどの植物に含まれているが、水域ではその濃度が植物プランクトンの量を示すこととなるので、さまざまな環境指標として用いられる。


ロラン(LORAN:LOng-RAnge Navigation)

・船舶・航空機が洋上などで電波を用いて位置を知るための手法。
・主局と従局から同期したパルス波を発射し、二定点からの距離の差を測定することで現在位置を把握する。
・用いる電波によって、LORAN-A(中波を使用)、LORAN-C(長波を使用、広範囲)などに分類される。
・山形県ではLORAN-Aが用いられている。


K値

・魚などの鮮度を表す指標の一つ。
・鮮度が落ちるとATP(アデノシン三リン酸)が減少する性質を用いている。
・ATPが変化した最終段階であるHxRとHxが、全ATP分解成分に占める割合のこと。
・K値=( HxR + Hx ) / ( ATP + ADP + AMP + IMP + HxR + Hx )